「本番は120分で50問。時間が足りなくなったらどうしよう」
試験が近づくと、点数だけでなく「時間の使い方」も気になってきますよね。宅建は、知識があっても、時間配分に迷うと力を出し切れないことがあります。
この記事では、宅建試験の時間の目安と、解く順番の考え方、詰まったときの対処をまとめました。令和6年度に42点で合格した私が、本番で「権利関係(民法など)を最初に解き、宅建業法を最後に回した」体験もお伝えします。
この記事でわかること – 宅建試験の時間は120分で、1問あたり約2分24秒であること – 分野別の出題数と、解く順番を決めるときの考え方 – 時間配分の一例(私が実際に測った時間ではありません) – 詰まったときの対処と、見直しのコツ
宅建試験は120分・50問|1問あたり約2分24秒
令和8年度の宅建試験は、2026年10月18日(日)の13:00〜15:00です。試験時間は2時間(120分)で、問題は50問の四肢択一式(マークシート方式)です。
計算すると、1問あたり約2分24秒(120分÷50問)。見直しの時間を残すなら、1問あたりに使える時間はもう少し短くなります。
なお、登録講習の修了者(5問免除)は、13:10〜15:00の110分で45問を解きます。この記事は、50問を解く一般の受験者を前提に書いています。
時間配分の基本は「見直しの時間を残す」こと
時間配分でいちばん大切なのは、最後に見直しの時間を残すことです。全問を解き終わっても、マークのずれや読み間違いに気づける時間があるだけで、安心感が違います。
たとえば、見直しの時間を10〜15分とると、問題を解く時間は105〜110分になります。1問あたりにすると、約2分10秒〜2分20秒です。
そのうえで、「速く解ける問題」と「時間がかかる問題」の差を意識しておくと、配分が組みやすくなります。
分野別の出題数と、解く順番の考え方
宅建試験の出題数は、例年、次のような構成になっています。
| 分野 | 出題数 |
|---|---|
| 宅建業法 | 20問 |
| 権利関係(民法など) | 14問 |
| 法令上の制限 | 8問 |
| 税・その他 | 8問(うち5問が、登録講習修了者の免除対象) |
(出題数は例年の構成です。受験の際は、受験票や公式の試験案内で確認してください。)
解く順番は、問題冊子の順番どおりに解いてもかまいませんし、得意な分野から解いてもかまいません。順番を決めるときの考え方は、次の2つです。
- 出題数が多く、点数を取りやすい分野から解く:宅建業法は20問と出題数が最も多く、取れる点数が合否に直結します。
- 時間がかかりやすい分野は、時間に余裕があるうちに落ち着いて解くか、最後にまわす:権利関係(民法など)は、事例を読み解く問題が多く、時間を使いやすい分野です。
これは考え方の一例で、唯一の正解ではありません。自分が普段の模試や過去問で解きやすかった順番を、本番でも使うのがいちばん安心です。
私の体験:権利関係を最初に解き、宅建業法を最後に回した
令和6年度の本番で、私は一番苦手で直前まで勉強していた権利関係(民法など)を最初に解き、自信のある宅建業法は最後に回しました。記憶が新しいうちに苦手な分野を解いておき、宅建業法は覚えているので、最後でも落ち着いて解けると考えたからです。結果は42点で、内訳は宅建業法が20点(満点)、権利関係が7点などでした(その年の合格点は37点)。
この順番が自分に合っていたのかは、ほかの順番で解いた結果と比べられないので、はっきりとは言えません。ただ、解く順番は、本番の前に決めておくほうが、当日に迷わず解き始められます。
時間配分の一例
次の表は、時間配分の一例です。私が本番で実際に測った時間ではなく、考え方を示すための目安です。
| 分野 | 問題数 | 使う時間の目安 |
|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 約35分 |
| 法令上の制限 | 8問 | 約15分 |
| 税・その他 | 8問 | 約15分 |
| 権利関係 | 14問 | 約45分 |
| 見直し | - | 約10分 |
| 合計 | 50問 | 120分 |
大切なのは、この表をそのまま守ることではありません。「この分野は何分くらいで終わらせたい」という目安を、事前に決めておくことです。
詰まったときの対処|飛ばして、印をつける
本番では、時間がかかる問題に出会うことがあります。そのときは、次のように対処してみてください。
- 悩んで先に進めないときは、いったん飛ばす:一度、答えの候補を決めて、問題冊子に印をつけて次へ進みます。
- 印をつけた問題は、最後の見直しの時間に戻る:ほかの問題を解いたあとで読み直すと、気づくことがあります。
- 1問に時間をかけすぎない:自分の中で「ここまで考えて決まらなければ飛ばす」という上限を決めておきます。
飛ばした問題が増えると、見直しの時間が足りなくなります。そのため、「飛ばす」と決めたときも、マークシートは空欄にせず、いったん答えを埋めておくと、時間切れのときも安心です。
見直しのコツ|マークのずれを確認する
見直しの時間には、次の点を確認してみてください。
- 問題冊子の問題番号と、マークシートの解答欄の番号が、ずれていないか
- 塗りつぶしが薄くないか、消したあとの消しゴムの跡が残っていないか
- 飛ばした問題や、印をつけた問題に答えが入っているか
筆記用具は、BまたはHBの鉛筆(シャープペン可)と消しゴムを使うという案内があります。受験票や公式の試験案内で、持ち物の条件もあわせて確認しておいてください。
持ち物の確認は、こちらの記事にまとめています。

模試で「本番と同じ120分」を練習する
時間配分は、頭で考えるだけでは身につきません。直前期は、模試を本番と同じ13:00〜15:00の時間帯に、120分で解く練習をしてみてください。
私は直前期に、LEC・TAC・フォーサイトの予想模試を3周ほど解きました。解いた後は、「どの分野で時間を使いすぎたか」「見直しの時間は残せたか」を振り返ってみてください。本番の時間感覚をつかむ手がかりになります。
LECの「出る順宅建士 当たる!直前予想模試 2026年版」も、選択肢のひとつです。注文してから届くまでの日数は、購入先で確認してください。
👇 本番の時間配分の練習に、LECの直前予想模試を使ってみる
👇 もう1冊、別の角度の問題で仕上げたい方は、TACの直前予想模試も使ってみる
試験直前の今、やっておくこと
試験まで、あと12日です。時間配分のためにやっておくことは、次の3つです。
- 解く順番を決めて、模試や過去問で同じ順番を何度か試す
- 「飛ばす問題の上限時間」を、自分の中で決めておく
- 本番と同じ時間帯・同じ120分で、模試を1回は通しで解く
模試の回数の考え方は、こちらの記事が参考になります。

残りの日数の過ごし方は、こちらにまとめています。

まとめ
– 宅建試験は120分・50問で、1問あたり約2分24秒。見直しの時間を10〜15分残す – 出題数は、宅建業法20問・権利関係14問・法令上の制限8問・税その他8問(例年の構成) – 解く順番は、自分が解きやすい順番を事前に決めておく。私は権利関係を最初に解き、宅建業法を最後に回した – 詰まったら飛ばして印をつけ、見直しの時間に戻る – 直前期は、模試を本番と同じ120分で解く練習をする
試験まで、あと少しです。時間配分の目安を持って、落ち着いて本番に臨んでください。
本番前の最後の演習には、LECやTACの直前予想模試も選択肢のひとつです。注文してから届くまでの日数は、購入先で確認してください。
👇 最後の仕上げに、LECの直前予想模試を使ってみる
👇 さらにもう1冊、TACの直前予想模試で仕上げる
※本記事は、2026年10月時点の試験案内や各種情報と、筆者の体験にもとづいています。出題数や持ち物などの条件は変わることがあり、時間配分の例は目安で、合格をお約束するものではありません。受験の際は、受験票と公式の試験案内で最新の情報をご確認ください。
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