宅建試験の本番が近づくと、「当日、緊張して頭が真っ白になったらどうしよう」と不安になりませんか。
今年(令和8年度)の試験日は2026年10月18日です。残りの日数が少なくなるほど、勉強の不安に加えて、本番そのものへの不安も大きくなっていきますよね。
先に私のことをお伝えすると、令和6年度に42点で合格した私も、本番はしっかり緊張しました。
この記事では、緊張をゼロにする方法ではなく、緊張しても実力を出しやすくするための準備と考え方をまとめます。
緊張するのは、おかしなことではありません
まず知っておいてほしいのは、本番で緊張するのは自然なことだということです。
- 普段とは違う会場で受ける
- 周りは知らない受験者ばかり
- 2時間で50問という時間の制限がある
- 勉強してきた時間の成果が、1日で決まる
これだけ条件が重なれば、緊張しないほうが珍しいです。「緊張してはいけない」と思うほど、かえって気持ちが焦ってしまいます。
緊張を消そうとするより、「緊張した状態でも解ける準備」をしておくほうが現実的です。
私の場合:できる限り勉強して、緊張をほぐしました
私も、本番は緊張しました。そのとき私が頼ったのは、特別なテクニックではなく、とにかくできる限り勉強しておくことでした。
「ここまでやった」と思える量があると、当日の不安が少し小さくなります。逆に、準備に自信がない状態だと、緊張に不安が上乗せされてしまいます。
私は、法律の知識がゼロの状態から約6か月、約600時間を勉強に使いました。直前期には、予想模試を約3周しています。
ただ、順調だったわけではありません。試験の2週間前に初めて解いたTACの予想模試は、17点でした。
あのときは、かなり焦りました。でも、そこで過去問の暗記に頼るやり方をやめて、模試を中心に切り替えたことで、少しずつ立て直せました。
焦りや不安が出たときに、「何をやり直せばいいか」を考えて手を動かすと、気持ちも落ち着いていきます。緊張や焦りは、行動に変えると軽くなる、というのが私の実感です。
前日までにできる準備
当日の緊張を小さくするには、前日までに「当日に考えること」を減らしておくのが効果的です。
持ち物は前日に全部そろえる
受験票や筆記用具、時計などは、前日の夜までにカバンに入れておきます。朝に探し物をすると、それだけで気持ちが乱れます。
持ち物の詳しい確認は、こちらの記事にまとめています。

会場までの行き方を確認する
私は会場の下見まではしませんでしたが、受験票で会場を確認し、行き方は事前に調べておくと安心です。遅れそうだと感じることが、緊張を強くする大きな原因になるからです。
前日は、勉強も睡眠もほどほどに
前日は、私も勉強をしましたが、睡眠もしっかり取りました。詰め込んで寝不足になるより、頭がはっきりしている状態で本番に入るほうが、実力を出しやすいと考えています。
前日の過ごし方は、別の記事で詳しく書いています。

試験開始前の過ごし方
会場に着いてから試験が始まるまでの時間は、緊張がいちばん高まりやすい時間です。
- 新しい問題を見ず、「見慣れたノート」や「間違えた問題の見直し」にとどめる
- 周りの人の様子を気にしすぎない(みんな同じように緊張しています)
- ゆっくり息を吐いて、肩の力を抜く
この時間に、新しい知識を詰め込もうとしないことがポイントです。初めて見る内容に出会うと、「これも知らなかった」と不安が増えてしまいます。
解いている最中に、頭が真っ白になったとき
準備をしても、問題を解いている途中で「わからない」「手が止まった」という場面は出てきます。そのときの動き方を、先に決めておきましょう。
1. 解く順番を決めておく
私は、本番では一番苦手で直前まで勉強していた権利関係(民法など)を最初に解き、自信のある宅建業法は最後に回しました。記憶が新しいうちに苦手な分野を解いておき、得意な宅建業法は覚えているので、最後でも落ち着いて解けると考えたからです。
解く順番に決まった正解はありません。ただ、どこから解くかを前もって決めておくと、最初の数問でつまずいても焦りを引きずりにくくなります。順番を決めておくだけで、心の余裕が変わります。
解く順番や時間の配分については、こちらの記事に詳しくまとめています。

2. わからない問題は、いったん飛ばす
2時間で50問ということは、1問あたり平均で約2分24秒です。1問に長く悩むと、残りの問題が焦りの中で解くことになります。
わからない問題には印をつけて、先に進みます。後から戻ると、意外と解けることもあります。
3. 手が止まったら、深呼吸して問題文を読み直す
頭が真っ白になったと感じたら、いったん鉛筆を置いて、ゆっくり息を吐きます。そのうえで、問題文を最初から読み直します。
焦っているときは、「正しいもの」を選ぶのか「誤っているもの」を選ぶのかを読み違えやすくなります。問題文の最後を、もう一度確認する癖をつけておきましょう。
4. 1問のミスを引きずらない
「あの問題を間違えたかも」と思っても、解き終わった問題は戻りません。次の問題に気持ちを切り替えます。
宅建試験は、満点を取る試験ではありません。合格点は毎年変わりますが、すべて正解する必要はないので、1問に引きずられないことが大切です。
直前期の模試を、本番の練習にする
緊張に慣れるための、いちばん現実的な方法は、本番と同じ条件で模試を解くことです。
- 時間を2時間(120分)で区切って解く
- 休憩を入れず、通しで解く
- 解く順番を、本番で使う順番に決めて練習する
私は、予想模試を3周ほどしました。点数に一喜一憂するよりも、「本番と同じ流れで解く練習」として使うと、当日の緊張がかなり軽くなります。
模試は、解いた後の見直しまでがセットです。間違えた理由を確認して、本番までに埋めていくことで、「やれることはやった」という手応えにもつながります。
直前の演習には、本番と同じ形式で解ける予想模試が役に立ちます。私が使ったLECとTACの予想模試のリンクを載せておきます。
👇 直前の演習に、LECの直前予想模試を使ってみる
👇 もう1つの選択肢として、TACの直前予想模試も確認してみる
注文してから届くまでの日数は、購入先で確認してください。試験が近いので、早めに手元にそろえておくと安心です。
緊張したときに、思い出してほしいこと
最後に、本番の緊張を和らげるための考え方を3つお伝えします。
- 緊張は、真剣に取り組んできた証拠です。 気持ちが高ぶるのは、それだけ勉強してきたからです。
- 満点は必要ありません。 解ける問題を確実に取るという気持ちで、1問ずつ進めます。
- やることを決めておけば、迷う時間が減ります。 持ち物、解く順番、わからない問題への対応を、前もって決めておきましょう。
まとめ
– 宅建の本番で緊張するのは自然なこと。消そうとせず、緊張しても解ける準備をする – 私は、緊張しましたが、できる限り勉強することで気持ちをほぐした – 前日までに、持ち物・行き方・睡眠を整えて、当日に考えることを減らす – 本番は、解く順番を決めておき、わからない問題は飛ばして先に進む – 直前期の模試は、本番と同じ条件で解いて、緊張に慣れる練習にする
試験日は2026年10月18日です。ここまで積み上げてきた勉強は、本番の力になります。落ち着いて、1問ずつ進めてください。
最後に、直前期の演習に使える予想模試のリンクを、もう一度載せておきます。
👇 最後の仕上げに、LECの直前予想模試を使ってみる
👇 TACの直前予想模試も、あわせて確認してみる
※本記事は、宅建試験の受験を目指す方に向けた、運営者個人の体験と一般的な準備方法をまとめたものです。試験の日程や制度は変更される場合があるため、最新の情報は不動産適正取引推進機構の公式サイトでご確認ください。
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