2026年の宅建試験は、10月18日(日)です。
独学で勉強してきて、「ここから間に合うのかな」「何から手をつければいいのかわからない」と焦っている方も多いと思います。
私は令和6年度の宅建試験に42点で合格しました。ただ、私が使ったのは通信講座(フォーサイト)なので、完全な独学の経験はありません。その点は、先にお伝えしておきます。
一方で、直前期に点数が伸びずに立て直した経験は、独学の方にも役立つはずです。この記事では、残りの日数が限られているときに、どの科目から優先して手をつけるかを整理します。
独学でも直前から間に合う?私の考え
結論から言うと、残り2週間ほどあれば、やり方しだいで得点を伸ばせる余地は十分にあると私は考えています。
「間に合う」と言い切ることはできません。合格点は毎年変わりますし、勉強の進み具合も人によって違います。この記事は、限られた時間で得点を積み上げるための考え方として読んでください。
私の体験をお話しします。試験の2週間前に、初めて解いたTACの予想模試は17点でした。過去問をほぼ暗記しているつもりだったので、かなりショックでした。
そこで、過去問の暗記をやめて、予想模試を軸にした勉強へ切り替えました。予想模試は約3周しています。最終的には、勉強時間約600時間・6か月で、42点(合格点は37点)まで届きました。
17点からの立て直しで感じたのは、直前期は「全部をまんべんなく」より「点が取りやすいところから固める」ほうが、気持ちも楽で、結果にもつながりやすいということです。
優先順位は「宅建業法 → 法令上の制限・税その他 → 権利関係」
直前期の優先順位は、次の順番がおすすめです。
| 順番 | 科目 | 優先する理由 |
|---|---|---|
| 1 | 宅建業法 | 暗記した分が点につながりやすく、短期間でも伸ばしやすい |
| 2 | 法令上の制限・税その他 | 覚える項目は多いものの、頻出テーマを絞れば得点源になる |
| 3 | 権利関係(民法など) | 理解に時間がかかるため、直前期は深追いせず、頻出分野に絞る |
私が宅建業法を最優先にする理由は、条文のルールを覚えたぶんだけ、そのまま得点に結びつきやすいからです。私自身の試験でも、宅建業法では20点を取れました。
一方、権利関係は、考え方を理解しないと解けない問題が多く、残り日数が少ない時期に新しい論点へ手を広げると、時間が足りなくなりがちです。
科目ごとの出題数は、公式サイトの試験の概要ページでは確認できませんでした。そのため、この記事では問題数の数字は書いていません。受験する年度の問題で、各科目の配分を見ておくことをおすすめします。
科目別:直前にやることと、深追いしないこと
宅建業法
直前期の中心にしてください。
- 重要事項説明(35条書面)と契約書面(37条書面)の違い
- 手付金等の保全措置、クーリング・オフ、報酬の上限
- 免許、宅建士、営業保証金・保証協会
「この数字は何だったかな」と迷うところを、表や一覧にまとめて、繰り返し見るのが効果的でした。
深追いしないのは、1回しか出ていないような細かい例外です。
法令上の制限・税その他
都市計画法、建築基準法、農地法、国土利用計画法など、頻出の数字や条件をまとめて覚えます。
深追いしないのは、複雑な計算や、細かい例外規定です。毎年のように出る基本の数字を、確実に取れる状態にします。
権利関係(民法など)
直前期は、頻出の分野(賃貸借、抵当権、相続、借地借家法など)の過去問を解き直して、解き方に慣れることを優先します。
民法の考え方でつまずいている方は、こちらの記事も参考にしてください。
深追いしないのは、初めて見るような難しい判例の論点です。直前期に新しく理解しようとするより、基本問題を落とさないほうが、点数は安定します。
独学の弱点「実力が測れない」を、予想模試で補う
独学の一番の弱点は、自分の実力が今どのくらいなのか、わかりにくいことだと思います。
私が17点を取ったとき、「過去問は解けているのに、なぜ」と思いました。初見の問題を、本番と同じ時間で解いてみないと、本当の実力は見えません。
直前期に、予想模試で自分の弱点を見つけて、そこだけを集中して直す。この流れが、独学の方には特に向いていると思います。
使い方のポイントは、次のとおりです。
- 本番と同じ時間(2時間)で解く
- 点数に一喜一憂せず、間違えた原因を「知識不足」「読み間違い」「時間不足」に分ける
- 同じ模試を解き直して、取れる問題を取りこぼさないようにする
予想模試の回数や選び方は、こちらの記事でくわしく書いています。

私が使った模試のうち、TAC・LECの市販の予想模試は、書店やネットで購入できます。直前の演習用として、LECの予想模試も選択肢のひとつです。注文してから届くまでの日数は、購入先で確認してください。
👇 直前の演習に、LECの直前予想模試を使ってみる
残り日数別の配分イメージ
あくまで目安です。ご自身の進み具合に合わせて、調整してください。
| 残り日数 | 中心にすること | 意識すること |
|---|---|---|
| 2週間前〜10日前 | 予想模試を1回解いて、弱点を洗い出す | 点数より、間違えた原因を知る |
| 10日前〜1週間前 | 宅建業法を固める → 法令上の制限・税その他へ | 迷う数字を一覧にして繰り返し見る |
| 1週間前〜3日前 | 予想模試の解き直しと、権利関係の頻出分野 | 新しい教材には手を出さない |
| 前日・当日 | 軽い見直しだけ。睡眠を優先する | 持ち物と会場までの道順の確認 |
日にちごとの過ごし方は、次の記事にまとめています。


当日の持ち物は、こちらを参考にしてください。

まとめ
– 独学でも、残り日数が限られていても、得点を積み上げる余地はあります。ただし、合格点は毎年変わるので、断定はできません – 優先順位は、宅建業法 → 法令上の制限・税その他 → 権利関係 – 直前期は、新しい論点に手を広げず、頻出の基本を落とさないことを優先 – 独学の弱点(実力が測れない)は、予想模試で補う
残りの日数は限られていますが、やることを絞れば、気持ちはぐっと楽になります。まずは、今日の自分の実力を、予想模試で確かめるところから始めてみてください。
👇 直前の仕上げに、LECの直前予想模試を使ってみる
※本記事は、運営者個人の体験と、公開されている公式情報をもとに作成しています。試験の日程や合格点、制度は変わることがあります。最新の情報は、不動産適正取引推進機構の公式サイトでご確認ください。合格を保証するものではありません。
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