「試験まであと2週間。今から何をすればいいんだろう…」
宅建試験が近づくと、こんな焦りを感じる方は多いと思います。私もまさにその一人でした。しかも私の場合、試験2週間前に解いた予想模試で、50点中17点という絶望的な点数を取っています。
それでも、残りの2週間で勉強のやり方を切り替え、本番では42点で合格できました。
この記事では、そんな私の経験をもとに、宅建試験の直前2週間に何をすべきか・何をやめるべきかを具体的にお伝えします。
2026年度の宅建試験はいつ?まず日程を確認
2026年度(令和8年度)の宅建試験の日程は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月18日(日) |
| 試験時間 | 13:00〜15:00(2時間) |
| 登録講習修了者(5問免除) | 13:10〜15:00(1時間50分) |
| 着席時刻 | 12:30まで(登録講習修了者は12:40まで) |
| 合格発表 | 2026年11月25日(水) |
※出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構(2026年9月時点)。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
直前2週間で合否が分かれる理由
「もう2週間しかない」と思うかもしれませんが、私は直前2週間こそ、一番点数が伸びる時期だと感じています。
理由は2つあります。
① 知識が一番頭に残っている時期だから
ここまでに覚えてきた知識が、試験当日まで忘れずに残る期間です。この時期に復習した内容は、そのまま本番で使えます。
② 本番形式の練習で「解き方」が固まるから
知識があっても、2時間で50問を解き切る「解き方」ができていないと点数になりません。直前期は、知識を増やすより本番で点を取る練習に時間を使うべき時期です。
私の体験:直前2週間で模試17点からの立て直し
過去問を「暗記」していたことに気づいた
私は6か月・約600時間勉強し、過去問10年分も何周も回していました。過去問ではそれなりに点数が取れていたので、内心「このままいけるだろう」と思っていました。
ところが、試験2週間前に初めて解いた市販の予想模試(TAC)で、50点中17点。頭が真っ白になりました。
原因ははっきりしていました。過去問を周回しすぎて、問題文と答えをセットで覚えてしまっていたんです。初めて見る問題になると、まったく解けませんでした。
この失敗の詳しい話は、こちらの記事に書いています。
👉 宅建の過去問だけは危険。直前模試17点から2週間で逆転合格した話
予想模試中心に切り替えた
そこから残りの2週間は、勉強の中身を大きく変えました。
- 触ったことのない予想模試をたくさん解く(TAC・LEC・フォーサイト付属の模試)
- 解いたあとは解説を徹底的に読む
- 予想模試は約3周
- 勉強時間は1日8時間以上(土日も含む)
点数は模試の難易度によって上下しましたが、17点からは確実に上がっていきました。そして、難しい予想模試をやり込んだおかげで、本番の問題が解きやすく感じたのを覚えています。
直前期の予想模試は「点数を測るため」ではなく「初めて見る問題に慣れるため」に使います。点数が低くても落ち込まず、解説を読んで理解することに時間を使いましょう。
私が特に解きごたえを感じたのが、LECの予想模試です。難易度が高めで、解説も詳しいので、直前期の実戦練習にちょうどいい1冊でした。
👇 LECの直前予想模試はこちら
直前2週間のやることスケジュール
私の経験をもとに、直前2週間のやることを時期ごとにまとめました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 14〜8日前 | 予想模試を本番形式で解く(2日に1回が目安)→ 解説を読み込む |
| 7〜4日前 | 模試で間違えた論点を復習・法改正の最終確認 |
| 3〜2日前 | 宅建業法・法令上の制限の数字や要件を総チェック |
| 前日 | 軽い復習だけ。持ち物を準備して早めに寝る |
| 当日 | 会場で見直すメモを1枚だけ読む |
14〜8日前:予想模試を本番形式で解く
この1週間は、予想模試を本番と同じ条件で解くことに集中します。
- 時間を計って2時間で50問を解く
- 途中でスマホを見ない
- 解く順番も本番と同じにする
解いたあとは、正解した問題も含めてすべての選択肢の解説を読みます。「なんとなく正解した」問題を放置しないことが大切です。
模試の使い方の詳しい手順は、こちらの記事にまとめています。
👉 LEC宅建模試の正しい使い方|解きっぱなしにしない復習法
7〜4日前:間違えた論点と法改正の総復習
新しい問題を解くより、これまで間違えた問題の復習に時間を使います。模試で間違えた問題に印をつけておき、解き直していきましょう。
あわせて、法改正の最終確認もこの時期にやっておきます。法改正の論点は過去問には載っていないため、直前にもう一度見ておくと安心です。
宅建試験は、その年の4月1日時点で施行されている法令から出題されます。2026年度は区分所有法の改正などが注目されています。使っている教材の法改正情報を、必ず一度確認しておきましょう。
3〜2日前:得点源の総チェック
最後の数日は、確実に点を取りたい科目を固めます。
- 宅建業法:配点が20問と最も多い得点源。数字や期間をもう一度確認
- 法令上の制限:面積・数字の暗記事項をチェック
- 権利関係(民法):新しい論点には手を出さず、基本だけ確認
私は宅建業法を得点源にしていたので、ここを最後まで繰り返しました。本番では宅建業法が20点満点でした。
直前期にやってはいけないこと
直前期は焦りから、かえって点数を下げる行動をとりがちです。私が気をつけていたことをまとめます。
新しいテキストや問題集に手を出すのはやめましょう。今まで使ってきた教材と予想模試で十分です。新しい教材は用語や説明の仕方が違うため、混乱のもとになります。
- 過去問の答えを暗記するだけの周回:答えを覚えても、初めて見る問題には対応できません
- 苦手な権利関係に時間をかけすぎる:直前期に一番伸びにくい科目です
- 模試の点数に一喜一憂する:大事なのは点数より「どこを間違えたか」です
- 睡眠を削る:本番は昼13時から。頭が働く状態で臨むことが最優先です
試験前日と当日の過ごし方
試験前日
前日は、新しいことは何もしないと決めておくのがおすすめです。
- これまで間違えた問題や、まとめノートを軽く見返す
- 受験票・筆記用具・腕時計などの持ち物を準備する
- 試験会場までの行き方と所要時間を確認する
- いつもどおりの時間に寝る
試験当日
当日は、12時30分までに着席する必要があります(登録講習修了者は12時40分まで)。会場の周辺は混み合うことが多いので、時間に余裕を持って家を出ましょう。
私は本番で、苦手な権利関係を最初に解き、自信のある宅建業法を最後に回す順番で解きました。直前まで勉強していた権利関係を記憶が新しいうちに解き、得意な業法は落ち着いて解くためです。
解く順番や時間配分の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 宅建は消去法で解く|本番の解く順番と時間配分【合格者の体験談】
当日の持ち物や、会場での流れはこちらにまとめています。
まとめ:直前2週間は「予想模試+復習」で点数を伸ばそう
- 直前2週間は、知識を増やすより「本番で点を取る練習」に時間を使う
- 予想模試を本番形式で解き、解説を読み込んで初めて見る問題に慣れる
- 後半は間違えた論点の復習・法改正の確認・得点源の総チェックに集中する
- 新しい教材には手を出さず、前日はいつもどおり寝る
私は試験2週間前に模試で17点を取りましたが、そこから立て直して合格できました。今の点数に不安があっても、残りの2週間でまだ伸ばせます。最後まで自分を信じて、やり切ってください。
直前期の実戦練習には、私も使ったLECの予想模試がおすすめです。
👇 直前期の仕上げに!LECの直前予想模試はこちら
※本記事は個人の体験をもとに書いています。勉強の効果には個人差があります。試験日程・法改正・書籍の内容や価格は変更される場合があるため、必ず最新情報をご確認ください(2026年9月時点)。
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