「今年の宅建は、難しくなるの?」
試験が近づくと、気になりますよね。令和8年度の宅建試験は、2026年10月18日(日)です。
結論から言うと、今年の難易度を、試験前に言い当てることはできません。ただ、過去のデータを見ると、合格点がどれくらい動くものなのかは分かります。
この記事では、一般財団法人不動産適正取引推進機構が公表している過去10年間のデータをもとに、合格点と合格率の動きを整理しました。そのうえで、難易度に左右されない備え方もお伝えします。
私は令和6年度の宅建試験で、42点を取って合格しました。その経験もあわせて紹介します。
令和8年度の宅建試験の基本情報
まず、試験の基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月18日(日) |
| 試験時間 | 13:00〜15:00(登録講習修了者は13:10〜15:00) |
| 出題数 | 50問・四肢択一式(登録講習修了者は45問) |
| 合格発表 | 2026年11月25日(水) |
| 出題の根拠となる法令 | 令和8年4月1日現在で施行されている法令 |
当日の持ち物や流れは、こちらの記事にまとめています。
宅建試験当日の持ち物と流れ|時計・鉛筆・スマホの扱いと失敗しないコツ
過去10年の合格点と合格率
次の表は、平成28年度から令和7年度までの、10月試験の結果です。合格点は、50問中の点数(一般受験者)です。
| 年度 | 合格点 | 合格率 |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 33点 | 18.7% |
| 令和6年度 | 37点 | 18.6% |
| 令和5年度 | 36点 | 17.2% |
| 令和4年度 | 36点 | 17.0% |
| 令和3年度(10月) | 34点 | 17.9% |
| 令和2年度(10月) | 38点 | 17.6% |
| 令和元年度 | 35点 | 17.0% |
| 平成30年度 | 37点 | 15.6% |
| 平成29年度 | 35点 | 15.6% |
| 平成28年度 | 35点 | 15.4% |
合格率は、「合格者数 ÷ 受験者数」の割合です(受験を申し込んだ人数ではなく、実際に受験した人数に対する割合です)。
令和2年度と令和3年度は、10月のほかに12月にも試験がありました。12月試験は受験者数が少なく、性格が異なるため、この表には入れていません。
合格点は、33〜38点の幅で動く
表を見ると、合格点は年によって変わっています。
- 最も高いのは、令和2年度(10月)の38点
- 最も低いのは、令和7年度の33点
- 10年間の平均は、約35.6点
12月試験を含めても、過去10年間の合格点は33〜38点の範囲に収まっています。同じ試験でも、合格点には5点の差があるということです。
合格点と合格率は、いつも連動するとは限らない
令和6年度は37点で合格率18.6%、令和7年度は33点で合格率18.7%でした。合格率はほぼ同じなのに、合格点は4点も違います。
合格点が低い年は、その年の問題が難しかった可能性があります。ただ、合格率だけを見ても、難易度は分かりません。
合格率は、15.4〜18.7%の範囲で推移しています。
受験者は、近年増えている
申込者数は、令和4年度が283,856人、令和5年度が289,096人、令和6年度が301,336人、令和7年度が306,099人と、毎年増えています(公式のデータより)。直近の2年は、次のとおりです。
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 301,336人 | 241,436人 | 44,992人 |
| 令和7年度 | 306,099人 | 245,462人 | 45,821人 |
令和8年度の申込者数・受験者数は、まだ公式に発表されていません(試験後に発表されます)。
「今年は難しくなる?」は、試験後にしか分からない
ここまで見てきたとおり、合格点は毎年変わります。そして、その年の難易度は、試験が終わってからでないと分かりません。
「今年は難しいらしい」「今年は簡単らしい」という噂を、試験前に気にしても、できることは変わりません。
難易度に左右されないために、やること 1. 宅建業法(50問中20問)を、確実に取る 2. 模試や過去問で、35点台を安定して取れる状態をめざす 3. 間違えた問題を復習して、弱点を減らす
目標の点数は、どれくらい?
過去10年の合格点は、最高でも38点です。つまり、50問中38点を取れていれば、過去10年のどの年でも、合格基準点以上になる計算です。
ただ、いきなり38点をめざす必要はありません。まずは、模試や過去問で、35〜36点を安定して取れることを目安にしましょう。
私自身は、令和6年度の本番で、宅建業法で20点中20点を取れました。得点源になる科目を固めておくと、難易度が変わっても崩れにくくなります。
残り期間は、復習に使おう
試験直前は、新しいことに手を広げるよりも、これまでの間違いを潰すほうが、点数につながります。直前期の勉強の進め方は、こちらの記事で紹介しています。
宅建試験まで残り1週間の過ごし方|やることと捨てていいこと【日別スケジュール】
本番形式の予想模試で、目標の点数に届いているかを確認しておくのもおすすめです。私は令和6年度の直前期に、LECとTACの市販の予想模試を使いました。LECは、「出る順宅建士 当たる!直前予想模試」の2026年版が出ています。注文してから届くまでの日数は、購入先で確認してください。
👇 本番形式の予想模試で、目標の点数に届いているか確認したい方はこちら
私の令和6年度の場合
令和6年度の合格点は、37点でした。過去10年の中でも、高めの年です。
私は、その年に42点を取って合格しました。ただ、試験2週間前に初めて解いたTACの予想模試は、17点でした。そこから、予想模試を約3周して、解説を読み込み、立て直しています。
難しい模試をやり込むほど、本番は解きやすく感じました。模試の点数が低くても、復習を続ければ、立て直せる可能性があります。
詳しい経緯は、こちらの記事にまとめています。
宅建試験の直前2週間の過ごし方|模試17点から42点で合格した私のやり方
模試の使い方は、こちらの記事で紹介しています。
宅建の直前模試は何回やるべき?17点から逆転合格した私の使い方
まとめ
この記事のポイント – 今年の難易度は、試験前には言い当てられない – 過去10年の合格点は、33〜38点の幅で動く(10月試験の平均は約35.6点) – 合格率は、15.4〜18.7%で推移している(合格者数 ÷ 受験者数) – 難易度を気にするより、宅建業法を確実に取り、間違いを復習する – まずは、模試や過去問で、35〜36点を安定して取ることを目安にする
試験まで、あと少しです。難しい年でも、簡単な年でも、やることは変わりません。ここまでの勉強を信じて、最後の復習を丁寧に進めてください。
👇 試験直前の最終確認に、LECの直前予想模試を使ってみる
試験が終わったあとの自己採点や、合格発表までの過ごし方は、こちらの記事にまとめています。
宅建試験後の自己採点のやり方|合格発表までの過ごし方と合格点の考え方
※本記事の数字は、一般財団法人不動産適正取引推進機構が公表した、過去の試験の実施結果に基づいています。令和8年度の合格点や難易度を予想・お約束するものではありません。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。
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